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Counter    共立製チェンソー・エコー CS−332の整備         141106

        共立HPのQ&A             整備はここ             (参考にして下さい)

                   *:アドバイスがあれば宜しくお願いします。

チェンソー情報

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背景。

・果樹の剪定、枝切用です。

・ヤフオクで中古を買いました。

・その使用記です。

 

   

 

 


140821:

・買った時の様子です。

 @エンジンは直ぐにかかり特に不具合は感じません。

 Aチェンオイルは正常に噴出しています。

 

 

・エアーフィルターは綺麗。

 

・エアーフィルターを強引にドライバーで引っぺがす。

・異常なし。

・チェンオイルの吐出量調整ネジ→エンジンをかけてクラッチを繋いで確認。

 (分解して分りました→この機種のポンプはエンジン直結です)

・吐出したので、正常。

・キャブの調整。

@アイドル状態で”L”を回して回転が高い状態にする。

A上記@の状態でクラッチがONしない様にIDLEで回転を調整する。

結果:不具合なく動作した。


・整備。

 急にチェンソーオイルが出なくなった。
 アイドリング状態が続かない。

1.急にチェンソーオイルが出なくなった。

141030:

・初めて使いました。

・高さ3m位のヒノキ2本を切り倒す。 (問題なく終了・オイルが出ていたか?、気にしなかった)

・翌日、点検したら→ムム!!、刃にオイルが付着していない。(オイルが吐出していない・・・・)

・エンジンをかけて観察→吐出していない。

 

・予想原因

 @噴出口の詰まり。

 Aオイルタンク内のフィルターの目詰まり。

 Bオイルポンプ。

 

整備結果:意外な原因でした。


@噴出口の詰まり点検。

・チェンを外すとバラケルのでテープで固定。

・カバーのナット2ヶを外す。

・チェンを外す。

・青丸部からオイルが吐出する噴出口。

 

・噴出口(穴)は見た目には綺麗だった。

・内部で詰まっていると判断し、エアーを吹き込む。 (ブーブー)

・オイル吐出量調整ネジを外す。

 

 

・ネジを外すと調整ダイヤル見たいな物がある。

・現在位置から一杯に締めたら2.5回転でどついた。

・調整ダイヤルを@一杯に締めて、A一杯に開けて→動作確認。

・結果:何も変わらなかった。(実はダメ操作だった事が後で分った)

・噴出口からエアーを吹いたが結果は→変わらず悪い。

 


Aオイルタンク内のフィルターの目詰まり点検。

141031:

・オイルタンクからオイルを抜いて中を見るが→良く見えない。 (う〜ん参った)

・オイルの量は半分以下の様だ。

・針金で探したらフィルターが出てきた。

 

・ゴミは溜まっていなかったが、エアーで綺麗にした。

 

・フィルターのパイプにヤマハ_キャブクリーナーをブーブー。

(ガソリンじゃないので、全く意味がない操作です)

・フィルターのパイプにエアーを吹いた。

 

・オイル噴出口からキャブクリーナーが出て来た。 (よしよし)

 (吐出量調整ダイヤルは2.5回転戻し)

・フィルターのパイプからエアを吹き込んで噴出口からキャブクリナー液が出て来た、その結果→エンジンをかけて確認した→あれれ!!、オイルが出て来ない。

    ガチャガチャ音がする・・・、何か壊れている!!→調べた→

スターターの爪の音だった→異常ではなかった。

 

・考察:オイルポンプ系に異常がある。 (う〜ん、どうしよう・・・・、ポンプ部分が見える所までばらすか・・・・・) 思案中・・・

・とりあえず、手動でオイルさしを使ってやる事にした。

 


Bオイルポンプの点検。

141103:

・やれやれ、最悪の故障要因の様だ。

・どれどれ、チェン外れ防止の円板を外すか。

・M6ナットをメガネレンチとトンカチで叩いたが外れず。(逆ネジ)

・サイズ10のインパクトを使ったら、一瞬で外れた。

・円盤とナットを外した。

・スプロッケを外す。

・ローラーベアリングとシムがある。

・ロラーベアリングを外す。

・定期的なグリスアップが必要と思った。

・うかつにガバナーの1ヶを外した。

・バネがかなり強い、再組立が心配。

・ガバナーを全部外すと、プロペラが残った。

・軸部を見るとネジの様に見えない→テーパー軸なのかな??。

・プロペラは軸にネジ止めじゃないと見て引き抜く事にした。

・プーラーで外そうとするが、硬くて抜けない。 (参った):実はネジ


1411005:

・治具を作って抜く事にした。

・もしかして、不良はポンプでなく、ストレーナーからのパイプに穴があるのでは???。(う〜ん、不安)

・もしかして、軸はネジなのかな??。(う〜ん、不安)

・M4のネジを取付る。

 

 

・自作治具で引抜くが抜けない。 (ドライヤーで熱くしたが・・・)

・もしかして、ネジ構造なのかな・・・・・・・。(実はネジです)

・諦め様かな、さ〜大変、ガバナーが元の位置に戻せるか・・・・。


141106:

・軸はネジと判断して

・真鍮棒をプロペラに当てて、トンカチで”エイ”→あれ!!、くるっと回った。

・逆ネジです。

 

・プロペラが簡単に外れると→ムム!!、ポンプ系の部品が見えない。

・裏側にポンプがある様だ・・・・。(カバーを外すのは面倒だな、その内)

・実はポンプは本体上部から簡単に外せる、後で分った。(青丸部)

 


141107:

・カバーを外す事にした。

・取手固定のネジを外す。

 

・スターターカバーの取付ネジ3本を外す。

・スターターカバーを外すが配線はそのまま。

・下部カバーを外す。

・ゴムカバーの蓋を外してネジを外す。

・隠れた六角穴ネジを外す。

・隠れた六角穴ネジを外す。

・隠れた六角穴ネジを外す。

 

・キャブを外す。

・STOPスイッチを外す。(バネがあるので、良く確認しておく事)

・本体上部の部分を外しました。

・青丸がオイルのパイプです。(亀裂等なし→正常)

・詰まっていませんでした。

・オイル吐出量調整ネジを外す。

 

・オイルポンプを引き抜く。

・かなり硬いので遠慮なく引っ張る。

            

・オイルポンプ。(エアーで詰まりを確認→詰まり無)

・左のバネの部分が上下(伸縮)してオイルを圧送する仕組み。

・ポンプのバネ部を上下(伸縮)させるクランク軸。(本体の中)

・クランクのストロークは黒線間で約3〜4mm位。

・圧送されたオイルは矢印部を通って吹き出す仕組みが分った。


・今迄に分った事。

@オイルフィルター:綺麗。

Aパイプ:綺麗。

Bポンプ:見た目は異常なし。

Cオイルポンプの取り付け位置が悪い様だ→再組立をしてエンジンをかけて、調整してみる。(その内)

 


141111:

・再組立後の調整。

@念の為、ガソリン満タン、オイル満タン

Aオイル吐出量調整→右一杯に締めてスタート。

Bチェンを付けないでエンジン始動。

@右一杯に締めてスタート。

Aエンジンをかけてブンブン、オイルは出ない。

Bエンジンをかけた状態で調整ネジを左に半回転→あれ!、オイルが出て来た。

 (オイルはアイドリングでも吐出する)

C調整ネジは2回転戻しでチェンを付けて運転→チェンにオイルが付着→大成功。

 


反省。

・どうも何処も壊れていなかった様だ。

・多分、タンクのオイルの量が少なかった。

・分解組立で構造が分ったので、良しとした。

 


2.アイドリング状態が続かない。

14.11.11:

・エンジンは簡単にかかるが→スロットルをアイドルにすると→ぶぶぶ、プスン。

・予想原因:スロー時のガソリンの濃さが不良と判断した。

@まず、エンジンをかけて止まらない様にスロットルを煽る。

A止まらない様にIDLEを右に回す→回転が上がるが気にしない。

BLを右左に回して回転が一番高い所を探す。

Cエンジンがワンワン唸っている状態でIDLEを左に回す→回転が落ちて来る。

Dなるべく回転を下げて安定したら→IDLE調整止め。

ELを右左に回して回転が高い所を探す。

F・DとEを繰り返し、クラッチがONしなければ→完了です。