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Counter       クボタ 耕運機 NewMidy TMA25の整備    150924

   *:アドバイスがあれば宜しくお願いします。                          (参考にして下さい)

TMA25情報

取説 動画 キャブレターの清掃  
     
     

背景。

・中古品(ジャンク)を買って、畑で使う為に整備した。

・当然、エンジンはかからず。

・放置されていた様なので、キャブが詰まっていると予想。

 

 

   

 

 


 エンジンかからず。
 エンジン始動後、耕運作業するが、決まって1〜2分でポンと音がしてエンジン停止。

   (キャブ不良と思っていたが、なんと!、プラグが原因)

 車軸からオイル漏れ

1.エンジンかからず。

150721:

・ジャンク品なので当然エンジンかからず。

・キャブが詰まっていると予想。


@どればらす前に記念撮影。

 

 

型式:TMA25

・搭載機関型式:GS95V-T 定格出力:1.5ps/3600rpm

・錆汚れ沢山だが、使えそう。

 

・運転入-切SWが取れており、簡易板に取り付いている。

 

 

 

・プラグの金属部分は真っ赤に錆びている。

 

 


 

Aキャブ清掃。

・天井のカバーを外す。(必要ありませんが、外しました)

・左右2ヶ所のネジを外し、前1ヶ所のネジを緩めて上に持ち上げる。

 

 

・エアークリナーのカバーを外す。

・エアークリナー基部を止めているM6ナット2ヶを外す。

・エアークリナーBOX基部を外す。

・スロットルのリンク部分に注視。

・この通りに再組み立ての事。

・キャブ本体を手前に引きチョークレバーを外す。

 

 

 

 

・手前に引いても回転を調整するレバーが邪魔して外れない。

・スロットルとレバーを固定している部分をペンチでひん曲げて金具とバネを外す。

 (その後分った⇒ひん曲げないでも外せる事が分った)

・調整レバーとバネの位置を正確に記憶して、元に戻す事。

 (レバーを左右逆に取り付けると⇒エンジン不調になる)

・外れました。(簡単です)

・アイドルアジャストの戻し量:1回転半だった。

 

 

 

・フロートチャンバーを固定しているM8ボルトを外すと蓋が外れる。

・チョコレートの様なベトベトした物がいたる所にくっ付いていた。

・黒ゴム部品の取り付け位置と蓋の位置を正確に記憶する。

・ヤマハのキャブクリナーで各部を清掃後高圧エアーで吹いた。

・時間をかけて徹底的に清掃するのがコツ。

 

 

 

・ニードルバルブ。

・バルブのゴム部分を丁寧に磨いて再組立。


 

結果。

・スターターの紐を引っ張ったら⇒あっけなくエンジン始動した。(あれま!)

 


2.エンジン始動後、耕運作業するが、決まって1〜2分でポンと音がしてエンジン停止。

150724:

・エンジンがかかる様になったので、畑で農作業開始。

・エンジンは一発でかかるのだが、1〜2分で停止する。

・10秒位待ってエンジンをかけると⇒かかる。

・又、1〜2分で停止の繰り返し。

・予想原因

 @燃料が途切れる。

 A燃料が薄い。(失火)

 Bキャブの穴にゴミが付着。(綺麗にしたので、考え難い)

 Cプラグの失火(普通にエンジンがかかるので、これも考え難い)

・キャブ本体を引き抜くとエンジン側にゴム製のパッキンがある。

・パッキンに穴があり、詰まっているのかな・・・・・

 

 

 

・パッキンの穴は2ヶ所あり通じている。

・穴の詰まりは無かったが、キャブクリナーで清掃した。

・キャブの蓋を開けると、ムム、黒ゴム部品の向きが違う。

・右写真の部品と上下反対になっている。

・象の鼻の部分からガソリンを吸って、メインジェットに流れる構造だった。

・これが原因と判断。(実は違う)

 

・最初に外した時の様子。

 

 

 


・失火の原因はプラグかもしれないと思って、

 @プラグのギャップ調整とカーボン除去をした。(結果:変わらず)

  プラグ:W14F-U (ND製)

 A新品を買う為に近くのDIY店に注文した。

 

 

結果。

・畑で耕運開始、今回は4分位たっても止まらない。(よしよし)

・しかしなんと、ポンと音がして止まった。(がっかり)

・音がした時の様子:エンジンに負荷がかかってガバナーがスロットルを開ける時に鳴る事が分った。

・失火の様だ、エアークリーナーから青色煙がポンと出る。

・強制的に手でガバナーを開くと ⇒ ポン音がして止まった。(どうも燃料が薄い、調整方法が分らない)

 


その後。

150804:

・ガバナーが開いてエアークリナーから煙が出て止まると云う事は、ガス欠で失火と判断した。

・キャブのフロートチャンバー内のガソリンのレベルを調べる仕掛けを作って、レベルを見る事にした。

・ガソリンの流れ:@タンク⇒Aコック⇒Bキャブ入口⇒Cニードルの開閉 を調べて異常がないのに不思議だ。

・フロートのケース下を止めているボルトに4.2Φの穴を開ける。

・その穴に4.0Φの銅パイプを半田付。

・銅パイプにビニルチューブを接続し、端面にストッパー。

 

 

 

・ガソリンのレベルが分る。


結果。

150806:

・ガソリンのレベルは一定であったが、エンジンはポン音とともに止まる。

・ポン音がする時はガバナーがスロットルを開けて時。

・う〜ん、スロットルが開いた時に燃料がついて来れない、ジェットの何処かが詰まっているな・・・・・。

  参考サイト:キャブの整備

 


150807:

・キャブの中を半日かけて徹底的にキャブクリーナーと高圧空気で清掃して、動作確認したら⇒あれま、全く直っていない。

・近くのDIY店でプラグを買った。

・電装製がなくNGKのB-4H(350円)を買った。

・早速取り付けた。

結果。

・なんと、一発解決。

・止まらず、ご機嫌に動く。

・まさか!!、プラグ不良とは思いませんでした。

 


3.車軸からオイル漏れ。

150915

・お決まりの車軸からオイルが漏れ出した。

・オイルシールを交換すれば良いのだが、オイルシールにゴミが挟まっていると判断した。

・オイルシールを清掃した。