アクセスカウンター

umapochi                                     

      CB750FBB2                                           

キャブレータの調整(同調):負圧計を1ヶでやる法方法                          200809

             

111120:

・寒くなったら、急にエンジンのかかりが悪いので、各気筒の燃料の吸引圧力を調整しました。

・バキュームゲージが無いので、負圧計1ヶと金魚のエーアーバルブと自作アダプターでやりました。

・金魚のエアーバルブはDIYショップのペットコーナーで売っています、4又で250円ぐらい。


・負圧計。

・目盛の0〜−0.4ぐらいを使います。

・マニホールドに取付るアダプター。

・M5ナットに穴を開け真鍮パイプを半田付する。

・シートを外す。

・コックを止めて、ガソリンパイプを引き抜く。

・タンクを外す。

・こんな感じになる。

・自作のアダプターをインマニに取り付ける。

・金魚のバルブを経由して負圧計を接続する。

・原チャリのオイルタンクにガソリンを入れてキャブに繋ぐ。

・金魚の4又バルブ。


・調整中の写真を撮り忘れました。


調整方法

1.シリンダは左から、1,2,3,4番です。(2番が基準のキャブです:重要)

2.2番に負圧計を接続しエンジンをかけ、回転数が1000回転になる様にアイドルアジャストをする。

3.2番の負圧値を記録し、負圧計を1番に接続。

4.1番の負圧を測定。

  @2番より圧力が低い場合:1番気筒が2番気筒を回している。

   1番のアジャストスクリューを右に回して、記録した2番の圧力にする。

  A2番より圧力が高い場合:2番気筒が1番気筒を回している。

   1番のアジャストスクリューを左に回して、記録した2番の圧力にする。

5.回転数を1000回転にして、2番に戻り負圧値を記録し、負圧計を1番に接続し負圧を見る。

  これを繰り返して1番、2番の負圧を同じにする。

6.2番の負圧値を記録し、負圧計を3番に接続。

  @2番より圧力が低い場合:1番2番気筒が3番気筒を回している。

   3番のアジャストスクリューを右に回して、記録した2番の圧力にする。

  A2番より圧力が高い場合:3番気筒が1番2番気筒を回している。

   3番のアジャストスクリューを左に回して、記録した2番の圧力にする。

7.回転数を1000回転にして、2番に戻り負圧値を記録し、負圧計を3番に接続し負圧を見る。

  これを繰り返して2番、3番の負圧を同じにする。

8.2番の負圧値を記録し、負圧計を4番に接続。

  @2番より圧力が低い場合:1番2番3番気筒が4番気筒を回している。

   4番のアジャストスクリューを右に回して、記録した2番の圧力にする。

  A2番より圧力が高い場合:4番気筒が1番2番3番気筒を回している。

   4番のアジャストスクリューを左に回して、記録した2番の圧力にする。

9.回転数を1000回転にして、2番に戻り負圧値を記録し、負圧計を4番に接続し負圧を見る。

  これを繰り返して2番、4番の負圧を同じにする。

10.上記操作を繰り返して1〜4番の負圧を同じにする。


調整結果

・振動が少なくなり、「ひゅんひゅんひゅん」と安定した音になり、エンジンのかかりはセル一発になりました。


アジャスタースクリューの調整工具を作ってやりました。

200809:

・調整ネジでの調整が良くても、固定ナットを締めると調整値が変わってしまう。

・この工具でやるとGoodです。

・上:調整ネジ用。

・下:固定ナット用。

 

 

・完成姿。

 

・銅パイプに6角レンチを半田付け。

・マイナスドライバー(ダイソー製)の先端は細く削る。

・後部に固定ナットを締める棒を半田付け。