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umapochi |
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ヤマハ DT125Rの整備
(3FW1・前期・キック始動:1988年型) |
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アドバイスがあれば宜しくお願いします | 7.エンジンかからず | 190305 |
160601:15676
・去年秋エンジンがかからなくなったが⇒配線(CDI&レギュレーター&イグニッションコイル周り)をいじってた後、プラグを交換したら直った。
(原因不明だったので、トラブルは後日発生すると思っていた)
・その後、全く乗らず今年5月乗ろうと思ってキックするがかからず、予想が当たった。
準備。
・シート&カバーを外す。
・ガソリンタンクを外す。
![]() ・プラグを外してキックする。 ・火花が出ているか確認⇒出ていない。 (試験の時は橙線はイグニッション端子に刺さっている) |
![]() ・橙線とアース間にテスターを入れて、キックした。 ・メーター針が点火信号でピクピクした。(CDIは正常の様だ・・・) (CDIからイグニッションコイルに電気信号が出ていると判断) |
![]() ・エンジンキルSWからの(黒/白)線がアースしていないか確認。 ・黒/白線を外してキックする⇒正常なら⇒火花が出るはず。 (出ない) (黒)線⇒外してない。 参考 @黒/白と黒がショートされるとエンジン停止。 AキルSW⇒ON Or メインSW⇒OFFでショートになる。 ・キルSWからの配線2本を外したままにした。 (この状態だと⇒火は出ない) (イグニッションに関係ないと思ったので)
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![]() ・イグニッションコイル点検。 純正型番:2JN-82310-MO プラグキャップ:2TV-82370-00 ・抵抗値: A〜B:0.72〜1.08Ω(正常値)⇒1.0Ω⇒OK A〜@:5.68〜8.52Ω(正常値)⇒12.6KΩ⇒???(おかしい) 調べた:プラグキャップ内部が錆だらけ。 錆だらけの金属部を点検していたら⇒A〜@が∞になって断線した。
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![]() ・別のバイクのイグニッションコイルを取り付けた。 ・キック、キック⇒火花でない。 理由 キルSWからの黒線(アース)が外れているので⇒火花出ないは当然。 |
![]() ・スパークモニターで見たが⇒光らない。
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![]() ・ピックアップコイル点検。 ・コイル抵抗値:280〜420Ω。(正常値) |
![]() ・コネクターを外して抵抗値を測る⇒380Ωであった⇒OK (黒、 白/赤) |
@チャージコイル:イグニッション用:抵抗値192〜288Ω(正常値) AB:ライティングコイル:ライト&充電用(今回は無関係) ・画像はNetからお借りしました。(すみません) |
・チャージコイル抵抗値⇒OK ・考察:参ったな・・・、悪い所がない。
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![]() ・YPVSの配線:黒/黄 ・CDIからYPVSサーボにエンジン回転数をパルスで送っている。 ・考察:エンジン始動には関係していないと判断した。 |
![]() ・残る原因はCDIしかない。 ・CDIはイグニッションコイルの横にある。
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![]() ・CDI_部品番号:3BN-85540-00 (表示:3BN-00) |
![]() ・外した3FW1用の3BN-00 ・近所のバイク屋で供給の有無を調べて貰った⇒無しとの事。(参った) ・年式が新しい3FW8(セル付)のCDIは供給されていた。(う〜ん)
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![]() ・ヤフオクに3FW8用が出品されていたので、ダメ元で購入した。 ・型番:3FW-85540-00(表示・3FW-00) ・年式:1994年
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![]() ・3BN型と違う点⇒青線が2本多い。(青、青/黄) ・青線の用途はセル付対応で、 @ギアがニュトラルか(青/黄)。 Aクラッチが握られている信号(青)。 |
![]() ・左:3BN-00 右:3FW-00 3FWは小さい。 ・青線2本は接続しなければ3BNの動作をする事が分った。 重要:セル付DT125RのCDIは⇒キック式DT125Rに使える。 (逆はNG)
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試運転 ・CDIを3FWに代えて、キック⇒あれ〜⇒火が出ない。(あれ〜) ・はっと、気が付いた⇒キルSWからの黒線を外している。 ・黒線を接続して⇒キック⇒一発でエンジン始動。
ギャ〜、CDIは問題なしでは!!! ・元の3BN_CDIに代えて、キック⇒一発エンジン始動。(あれま・・・・) ・3FW_CDIは予備部品にした。 原因:イグニッションコイルのプラグキャップとケーブル部の断線。
・完全に断線していれば、原因はすぐ分かった。 ・微妙な接触不良だと原因特定は難しい。
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![]() ・YPVS-CDI回路
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![]() ・3FW1回路。 |
・3FW8回路。 |
![]() ・参考:レギュレーター ・部品番号:3BN-81960-01
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![]() ・参考:
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その後1。
161110:17516
・10ヶ月1,840Km経った:問題なし絶好調。
その後2。
190305:190308
・2年半経った春先:どれエンジンをかけてみるか・・・・・・・
あれ!⇒かからない
・プラグを見ると⇒びっしょり濡れている。
・あれ!、キャブがオーバーフロー気味なのかな・・・・・・・
・プラグを焼いてキックするがかからない⇒プラグを見ると⇒びっしょり濡れている。
・プラグを新品(BPR8ES)に交換。
・キックする⇒ボコボコ云う。
・お構いなしにキック⇒かかった。
・えええええ、ビックリ⇒マフラーから液体(1リッター位)が2m先にドバットと出た。(匂いを嗅ぐとガソリンくさい)
・原因不明:直った。